宗派について
仏教いろいろ
お彼岸について
お経って?
法要について
お墓参りとお掃除
お盆について
参加自由!寺院行事

お墓参りに行ったら、まずお墓の「お掃除」をしましょう!

 汚れたお墓ではご先祖様、御仏様がかわいそうです。私たちがこの世に命を頂いて生きていられるのはご先祖様、御仏様のお陰です。10代さかのぼると1,024人のご先祖様がいると言われます。そのたった一人でも戦争や台風、地震などで子を残さずに死んでいたら・・・。ご先祖様、御仏様への感謝の心を込めて丁寧にお掃除をしましょう。

 お掃除請負業者もあるようですが、出来るだけ身内のものがお掃除をした方がよろしいと思います。お掃除は水ぶき中心でよいでしょう。お石塔から外柵まで丁寧にふきあげて下さい。鳥のフンはシミになりますので、きれいに取り除いてください。ただし、研磨剤は使わないで下さい。それから、ほうきなどでゴミや落ち葉をはきます。濡れ落ち葉もシミの原因になります。注意してください。
お墓がきれいになったら、「お供え」で

 花立にお花を、水鉢にお水をお供えします。また、持参したお供え物をお供えします。竿石の上から水をかける人もいますが、西村石材ではお勧めしていません。(ご先祖様、御仏様の頭に水をかけるのと同じ行為と考えています。)

 それから、お線香をあげます。お線香の本数については諸説ありますが、私たち在家(出家していない人)はあまり気にしなくてもよいようです。ただし、あまり大量にお線香をあげると、石の性質(冷たい石に高熱を加えると割れる・高温の石に冷たいものをかけると割れる)で、ヒビが入ったり、割れたりすることがあるのでご注意下さい。
さあ お参りしましょう!

 お参りでは、お願い事は出来るだけ控えた方が良いと思います。多くのご先祖様が苦難を乗り越え、子を生み、育てて下さったお陰で今の自分があるのです。人間として、楽しいことも悲しいことも経験できるのです。ご先祖様、御仏様に感謝したり、身の回りの出来事の報告をしたり・・・・。それがよいと思います。
お参りが終わったら

 お供え物は持って帰りましょう。お供えしたままにすると、果物の汁で石を傷めたりします。また、カラスなどがちらかして周りのお墓に迷惑です。ご注意下さい。

Copyright(C)2005 Nishimura Sekizai.Inc, All Rights Reserved.